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昔の住宅は断熱という概念が薄く、冷暖房の効率が悪いのが困りもの。 かと言って壁や床をはぐって断熱材を入れるとなったら大工事になります。 そこで気軽にできる冷暖房効率アップの方法として、エコ内窓の取り付けという方法があります。窓は開口部ですから家の中で最も熱の出入りが激しい場所なのです。 左の写真の通り複層ガラスの内窓を取り付けただけですが、これだけで断熱効果が段違いです。 |
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ちなみにその際取り外した障子をちょこっと改造して衝立に。軽いので動かすのもラクラクです。 |
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風呂に入る度寒い思いをしていた脱衣場にも内窓を取り付けることに。 しかし窓枠から出ている蛇口が邪魔…… |
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そこで上から出ていた蛇口を横から出るようにやり変え、その際はぐった壁の跡にはフリー板を当てました。 |
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そしてこのように。他にも寝室などにも内窓を取り付け、後にお客様から見違えるほどあったかさが違うと感想をいただきました。 灯油や電気代の値上がりが続く世相ですから、家計的にも助かっている事でしょう。 |
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「なんだこれは？」と思われるかもしれませんが、これはトタンに打たれた釘が抜けかかっている写真です。 板金屋さんの話によると一時期のステンレスの釘には反しがついていないため、抜けやすい事があるのだそうです。 最近県内では突風被害が相次いでいるのにこれはまずい。 ということで一つ一つビスで止め直しました。 |
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一部はトタンの張り替えもしました。それにしても台風前に気づいてよかったです。 |
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上の屋根の写真とは別の場所ですが、雨漏りによって天井が一部剥がれてしまっていました。 |
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これをやり変えたわけですが、杉の貼り物の天井板だった天井を白身竹の矢羽根網代に差し替えました。これで元々の雰囲気を壊すことなく、より風情ある天井となりました。 業界的なことですが、昔と違って網代同士を繋ぐ竹ジョイナーが出たことによって竹網代の施工は簡単になったそうです。 おかげで下手に貼り物の天井板を張るより「安い・早い・高級感」と外食産業の謳い文句のような施工をすることができるんです。 |