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最近は家具の再生の話もよく聞きます。特に座卓として使っていたものをテーブルに改造して欲しいと。
これもその一つで、左がもう使わなくなった既存の座卓天板、右がお客様の自宅にかつて生えていたケヤキの丸太です。これが・・・ |
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ウレタンでピカピカの着色をしてあった天板を加工しなおし、ケヤキの丸太を製材してテーブルの脚材としました。
テーブルに合うような無垢の椅子も一緒に納入させて頂きました。 |
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脚材をとった残り材は、ベンチや表札用の板などに加工して余すことなく使い切りました。 |
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これも座卓の改造です。こういった注文は「年を取って足腰が弱くなって座卓はしんどいけど、愛着のあるこれをどうにか使いたい」といった年配の方からよく聞きます。 |
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上の座卓を再生すると・・・↓ |
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こうなりました。シャレ木という変木の一種をぶつ切りにして、脚としてあります。
周りの椅子も当社にて制作したものです。(後述) |
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その椅子の拡大写真。
ぐにゅっと反り返ってまともには使えないケヤキ板を何かに使えないかと、その反りを生かしてお尻の座りのいい椅子に加工して展示会で販売していたのですが、購入されたお客様からのオーダーにより背もたれを追加しました。 |
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親戚の造り酒屋から注文を受けた櫂棒などの日本酒の仕込みに使う道具です。
ここの次代を担う若い蔵元さんが仕込まれたお酒は最近評判がいいみたいです。これらの道具もその助けとなっていればいいんですが。 |
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栗のテーブルとベンチです。椅子は既成品ですが、こちらも当社で用意しました。
テーブル・ベンチ共に脚も耳付き材を活かして作ってあります。
普段は部屋のスペースを圧迫しないよう、天板の一部が既存のキッチンカウンターの下に収まるように高さを調整してあります。 |
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来客時などはカウンターの下から引っ張りだして多数の人が座れるようになっています。
ベンチは2つに分割して、使用意図が広がるようにしてあります。
最近は変化を求めるお客様が栗に興味を示されることが多いです。 |
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沖縄の石垣島(!)へと発送したタモの座卓です。
タモには珍しいキュッと曲がった板を使い、脚は耳付のまま仕上げました。 |
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ケヤキの座卓ですが、脚にはケヤキの輪切りを二つ割にしたものを使用しています。
これはアリ桟と脚が別々になっており、現場でかんたんに組み立てることができるようになっています。 |
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最近は来客時も家中まで入ってもらわず、ずっと玄関で応対するという事も多いです。
そこで玄関先での一休み用にイタヤカエデでベンチとお盆くらいなら乗る小テーブルを納入させてもらいました。 |